既に動物園と自然史博物館には訪れているので、パーク内の他の博物館を回ることにする。とりあえず興味深そうなのは人類博物館(Museum of Man)。途中、美しい建物が並ぶ。それぞれ美術館や博物館、資料館などだ。ちなみにバルボアとは最初に太平洋を見たスペイン人の名前から来ているらしい。
中には入れなかったが、大きな鳥かごのような建物。何に使うのかは不明。
上記鳥かごのような建物の前。水鏡が美しい。
バルボアパークの最も西に位置するひときわ目立つ塔。どうやらあれが人類博物館のようだ。 Museum of Manに到着すると、受付のおばちゃんが反対側の展示室から見よとのこと。そちらのタイトルはInquisition。そのときは意味がわからなかったが、後で調べたところ「宗教裁判」。そこには各種の罰を与えるための器具(Torture Instrument:拷問器具)が並ぶ。次のような器具が説明と共に展示してある。(怖がりの人は読まないでね。だんだんエスカレートします) 裸にして奇妙なお面をかぶせたり、身動きのできない状態にして見せしめにする器具。椅子に固定し水に沈ませたり、口の中に大量の水を流しつづけたりする器具。三角の木馬やピラミッド型の台、スパイク状の鉄の椅子など座らせておもりを乗せるよくあるタイプの器具。体の一部を切り取ったり、ちぎったり、つぶしたりして痛めつける器具。体より少し小さい馬車の車輪(手足がはみ出す)に体を固定して走らせる器具(手足が折れたりちぎれたりする)、最もひどいと思ったのは2つ。一つ目はHeadCrasher。罪人のあごを鉄の枠で固定、頭には突起のある板があてがわれる。両者を、ハンドルを回すことで締まるねじ式の金属でつなぎ、頭部をつぶす器具。頭部がつぶれ脳や眼球が飛び出すまでまわし続けたらしい。もう一つはSaw。罪人を逆立ち状態にし、股を開くように二本の柱にい両足を固定、股をのこぎりでひくというもの。逆立ちにしているため、流血しても脳内貧血にならず、胸のあたりに到達するまで意識がなくならないという。
宗教裁判の展示を見て、どんよりと沈んだ気分になってしまったが、もう一つのMuseum of Manへ。こちらは古代文明を中心とする展示。写真はマヤ文明の、、、石(名前忘れた)。