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デスバレー

6月17日、日曜日。今日は昨年の参加者から情報を得ていたDeathValleyに行くことに。
デスバレーは、米国でもっとも標高が低い場所。気温が高く、非常に乾燥している。10号から15号をラスベガス方向に走る。
次第に乾燥した広大な大地が続くようになる。土と岩と少ない緑の単調な風景。
約2時間半のドライブの後、フリーウェイの終点、デスバレーへの入口とも言うべき町、Bakerに到着。ここで給油することをお勧めしたい。
Bakerから信号機のまったくない一般道を時速70マイルで走ること30分。車を止め外に出た。強い日差しと時折吹く温風で、急速に皮膚から水分が奪われる。
日本では見られないまっすぐな道。速度の感覚がなくなる。車の通りも少なく、事故はもちろん、ガス欠や車の故障などは致命的。文字通り「死」を予感させる場所だ。
砂漠の真中に干上がった湖:ドライレイクが点在する。車から降り、白く光る湖に入る。
ドライレイクの中で唯一(?)水が残るBadWater。
白い大地は、湖のミネラル(ほとんどは塩分らしい)が凝結したためにできる。
水辺とは言え、絶えがたい高温と乾燥の中、2羽の鳥たちが泳いでいる。彼らは何のためにこんな場所にいるのだろうか。
帰路。再びまっすぐな道を走る。
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