HTMLとCSSで作るウェブサイト作成入門

コメントタグの使い方

動画解説を見る

 HTMLでもCSSでもその他の言語でも、過去に書いたソースコード(プログラム)を読むと、「なぜ、こう書いたんだっけ?」とわからなくなることがよくあります。あるいは、何十行、何百行とソースコードの行数が増えるにつれ、プログラムは複雑化し、そのソースコードの特定の部分が、「何のために書かれているのか」「何の処理をしているのか」がわかりにくくなっていきます。はたまた、プログラムを書いているときに、プログラムの行間に、ちょっとメモを残しておきたいこともあります。そのようなときに使うのがコメントタグを用いた、コメントです。

●HTMLの場合<!-- -->

 HTMLの場合、コメントは、「<!--」から「-->」までの間に記載します。途中で改行が入ってもコメントとして処理されます。コメントの内容は、ブラウザには表示されません。HTMLの一部を、一時的に表示させたくない場合など、コメントタグで挟んでおくと、コメントアウトされて表示されなくなります。ブラウザには表示されませんが、消えて無くなるわけではなく、ブラウザの機能を使って「ソースの表示」などとすると、コメントも含めたHTMLが表示されます。具体的には、以下のように書きます。

[基本的な書き方]
<!--ここがコメント-->
<!--
ここもコメントになります。
何行になっても同じです。
コメントの終わりのタグが来るまでコメントアウトされます。
-->

●CSSの場合

 スタイルシートCSSの場合、「/*」 から「 */」までの間にコメントを記載します。途中に改行があってもコメントとして処理されます。コメントアウトされていれば、その部分が処理されることはありません。CSS内にメモを書いたり、一部のCSSを一時的に無効にしたりするために、コメントは使われます。具体的には、以下のように書きます。(コメントの文字が全角文字の場合、全角文字の前後に半角スペースを入れる)

[基本的な書き方]
/* メニュー画面の設定 */
/*
このスタイルシートは、renshu.htmlの画面構成を
指定するために使われるものである。 作成 2014/4/20 M.H.
*/

   
 
 
 
SPONSORED LINK


 

SPONSORED LINK